血液検査でわかる血液の状態

健康を維持していくうえで血液の状態は大きく影響します。血液がサラサラだと体の末端まで行き届き、栄養や酸素を届けることができます。また血液循環が良いと体に有害なものが侵入してきても排出することができますし、脂肪分などが蓄積するのを防ぐことができます。しかしドロドロ血だと、循環が悪くなり、体全体に栄養や酸素がいきわたりにくくなります。

また細菌やウィルスなど有害物質が侵入してきても追い払うことができないため、感染症にもかかりやすくなり、食事で摂取した余分な脂肪や糖分なども排泄されずに蓄積していくことになります。血液の中に脂肪や糖分が増えて血液検査で基準値を超えてしまうと糖尿病や脂質異常症という診断が下されることになります。糖尿病になるとなかなか治らずインシュリンを補給する必要があり、きちんと管理をしないと合併症が出る恐れもあります。

また脂質異常症になると症状がないので放置しがちになりますが、動脈硬化が進み、血管の壁にはプラークという塊がへばりつき、それが破れると血液の流れを止めてしまう恐れがあるのです。そうなると心筋梗塞や脳梗塞という命をも脅かす重篤な病気になってしまうことになるのです。

だから血をサラサラに保っておくことが健康を保つことになるのです。野菜やDHAやEPAが多く含まれる魚を多く摂取するようにして、脂肪分や糖分の多いものをたくさん食べないようにしたり、適度な運動をして消費カロリーを多くし、血管の収縮に必要な筋肉を弱らせないようにします。また水分をしっかり補給することも大切です。喫煙や飲酒にも気を付け、質の良い睡眠がとれるようにします。

そしてストレスや疲れをためないようにすることが血液がサラサラの状態を保つ秘訣です。定期的に血液検査をして、血液がどんな状態かを把握して意識をしておくことが大切です。血液検査では、脂肪や糖分以外にも肝臓や腎臓の状態、炎症の有無など様々なことが分かります。健康で長生きをするためには欠かせない血液検査です。