ドロドロ血液でなる病気

世に言う血液がドロドロとは血小板などの血液中の成分が高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などのさまざまな因子によって異常に固まりやすくなっている状態の総称のことを一般的に指します。このように血液が異常に固まりやすくなっている状態はさまざまな病気の原因となりえます。血液の固まりやすさが原因となる病気の一つに心筋梗塞があります。心筋梗塞は虚血性心疾患のひとつであり心臓へ栄養や酸素をを供給している冠動脈が閉塞し心臓の筋肉である心筋が壊死し突然の胸の痛みに襲われる疾患です

。冠動脈の閉塞の原因になるのがドロドロの血が原因となってできる血栓などです。体内の血小板や血液成分が塊を形成し冠動脈にたどり着き血液の通り道をふさいでしまうため心筋梗塞がおきるのです。心筋梗塞の急性期の治療としては、まず、モルヒネを使用し胸の痛みをとり、不整脈を予防するために硝酸薬を使用します。急性期を脱して慢性期の状態になっても再発を防ぐために血液をサラサラにする抗血小板薬や抗凝固薬を飲み続ける人が大半を占めます。

脳梗塞も心筋梗塞同様に血液内にできた塊が脳の血管に詰まることにより脳に酸素や栄養がいかなくなり脳が壊死してしまう疾患です。脳梗塞で見られる血栓や塞栓には心房細動によってできてしまうものや血管にこびりついた脂質などの塊がはがれてできるものがあったりします。脳梗塞の急性期治療には血栓を溶かすt-PA療法や抗血小板薬の点滴剤などを使用したりします。慢性期にいたっても心筋梗塞同様に再発を防ぐために抗凝固薬や抗血小板薬を飲み続けることになる人が大半です。

このようにドロドロの血液が原因となる病気を予防するためにもまずは原因疾患となる病気にならないように普段の生活に注意したり血液が濃くなりすぎないように普段から水分をこまめにとるように心がけることが大事です。また、魚に含まれるEPAやDHAは抗血小板作用を示すので普段の食生活に魚を増やすことも予防につながるでしょう。